Contents
- THEATRE PRODUCTS(シアタープロダクツ)とは?
- THEATRE PRODUCTS(シアタープロダクツ)ブランドコンセプト
- THEATRE PRODUCTS(シアタープロダクツ)COLLECTION コレクション
- 2001年から展示会形式コレクションをしていました。
- 2003年秋冬からショー形式でコレクションを発表。
- 2015年春夏「海辺の町への旅」東京・外苑前にある青山スタジオにて6回に分けて発表
- 2015年秋冬「SOFTHINGS―毛足の長い調度品―」2015年4月11日(土)に、東京・青山スパイラル
- 2016年春夏『CONTAINER』2015年10月23日(金)、東京・青山のスパイラルホール
- 2016年秋冬テーマ『「UNNATURALー月への身支度ー」』2016年3月17日(木)、東京・渋谷ヒカリエ
- 2017年春夏テーマ『「TRAGRESSIVE(トラグレッシブ)』2016年10月12日(水)
- 2017年秋冬テーマ『「TRAGRESSIVE(トラグレッシブ)』2017年10月16日(月)
- 2018年春夏テーマ『NUDISTS BEACH(ウエディングドレスと日光浴)』2017年10月16日(月)
- 2018年秋冬テーマ『オム(HOMME)』2018年3月23日(金)東京・ヒカリエ
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THEATRE PRODUCTS(シアタープロダクツ)とは?
「ファッションがあれば世界は劇場になる」をコンセプトに、デザイナーのの武内昭と中西妙佳、プレスプロデューサーの金森香によって2001年10月に設立された日本のファッションブランドです。
海外からの評価もとても高い東京コレクションのひとつです。
2013AWより中西妙佳が退任し、 森田美和(旧姓藤原美和)がデザイナーに就任しています。


THEATRE PRODUCTS(シアタープロダクツ)ブランドコンセプト
服は、着たときに生まれる、ある独特の空気感によって成立します。
それは、素材やフォルムや色など様々な要素の微妙なバランスに依るもので、着る人の周りの「時間」と「空間」を伴って完成されます。
洋服とは、このように、空間的で劇場的な商品です。終わりのない日常に、終わりのない演劇がうまれます。
洋服をデザイン/生産/販売する会社を運営するということも、劇場的であるとシアタープロダクツは考えています。
「身体を媒体にした表現」を日常で展開するための組織が、世界の一隅にフィジカルに存在している現実は、劇場の構造についての生きた寓話です。
何かを世界から切り離し、ステージにあげて見せるということは、それ自体の意味について、観客が集中して考える時間をもたらします。
ファッションブランドの何気ない所作ひとつひとつを、わたしたちはステージにあげて、ファッションに取り組むことで、
ファッションそのものについて考え続けています。
すべての場、すべての状況は、ファッションがあれば、劇場として完成しているのです。
ファッションは、あらゆる場所を劇場にします。
THEATRE PRODUCTS(シアタープロダクツ)COLLECTION コレクション
2001年から展示会形式コレクションをしていました。
2003年秋冬からショー形式でコレクションを発表。
2006年春夏からメンズラインであるKINGLY THEATRE PRODUCTS(キングリーシアタープロダクツ)を開始しています。
2014秋冬「MENSWEAR」
ザイナー武内昭と藤原美和(旧姓)が手がける「THEATRE PRODUCTS(シアタープロダクツ)」
が3月22日、2014−15年秋冬コレクションを発表した。「MENSWEAR」をテーマに、女性が着たい男性服の世界観を表現。女性と男性それぞれのストーリーを発信するため、ランウェイショーの映像を2回に分けて公開した。
2015年春夏「海辺の町への旅」東京・外苑前にある青山スタジオにて6回に分けて発表
海辺の町のお店をイメージして作成された今回のコレクション。
貝殻のモチーフやお土産もの、そして海辺にあるホテルの室内、ブランケットやピローの刺繍といった要素をちょっとずつ切り取って、ひとつひとつを寄せ集めて作品に込められた。
デザイナー自ら伝えたいことを大胆に刺繍に込めた今回の作品は、ホテルの朝食をイメージした大胆な刺繍のマキシドレスによって表現されています。
2015年秋冬「SOFTHINGS―毛足の長い調度品―」2015年4月11日(土)に、東京・青山スパイラル
テーマは「SOFTHINGS―毛足の長い調度品―」。
TheScreenTonesによるライブパフォーマンスと新作小物の展示、さらに展示された小物の一部を対象にしたオークションを組み合わせ、エンターテイメント性の高い発表形式を選択した。
1920年代のヨーロッパのクラッピースタイルと1980年代幾何学模様等を同居させたような、クラシックかつポップなデザインがひかる今回のショウは、猫や鳥を大きくプリントしたコートやワイドパンツ、ハンドペイントのような遊びを取り入れたチューリップラインのドレスなどが展開。
また、インテリアから着想を得た、真っ赤なジャカードのドレスも目を引いた。
今季も、デザイナー森田美和のアイデアを凝縮させたアクセサリーが勢揃い。
メイク用品にフォーカスを当て、小さなチークブラシを並べたようなネックレス、アイライナーのバレッタなどが登場。またハートマークもポイントで、ブローチやネックレスなどに積極的に採り入れていた。

2016年春夏『CONTAINER』2015年10月23日(金)、東京・青山のスパイラルホール
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長距離ドライバーや建築現場で働く作業員など、パワフルに仕事をこなすタフな女性をイメージしたシーズン。
男性の働く服をウィメンズのものへと落とし込む2016年春夏期。
オレンジ色のインナーやサロペットやパイピングは、カラーコーンの色にマッチングしていて面白い。
工場の鍵や大型車もアクセサリーへと昇華させていった。

2016年秋冬テーマ『「UNNATURALー月への身支度ー」』2016年3月17日(木)、東京・渋谷ヒカリエ
“UNNATURAL”-月への身支度-をテーマに、ワードローブ(衣装ダンス、衣裳部屋の意味。)を展開したシーズンです。
80年代に憧れを抱いていた宇宙のイメージ、それも現実からは程遠いような愛くるしいイメージをインスピレーション源に、人工物と自然物の間に生じる出来事を洋服で表現されています。
アーティスト・TUCKERによる一人即興演奏が会場を奏でる。
テーマの「月への身支度」を象徴するように、“月に行くためのアイテム”も散見されました。
宇宙食のパッケージをイメージした“ビーフカリーのバッグ”、小さなバッグが大きなバッグに入ったシリーズ、ロケットカプセルの形をしたフェイクレザーのパイピング(布(生地)の端を細いテープや別布で包んだディテールのことをいいます)バッグがお目見えしました。
これらの他にも探せば探すほど宇宙への期待が迸る小物が披露されたシーズン。


2017年春夏テーマ『「TRAGRESSIVE(トラグレッシブ)』2016年10月12日(水)
崩すことで生まれる新しいトラッドを提案。

2017年秋冬テーマ『「TRAGRESSIVE(トラグレッシブ)』2017年10月16日(月)
崩すことで生まれる新しいトラッドを提案。
※トラッド(trad)とは、伝統的であるさま。流行にとらわれないデザインの服。
フォーマルな印象の「TRAD(トラッド)」を崩すことで、「AGRESSIVE(アグレッシブ)」に日常へ取り入れる、そんなリラックス感漂う“新トラッド”スタイルを提案した。
トラッドな柄、チェックやチドリ柄等をもちいたものをカジュアルに展開。
THEATRE PRODUCTS(シアタープロダクツ)ならではのカジュアル感に仕上げた。
毎シーズン、ユニークなアクセサリーも注目を浴びるシアタープロダクツ。
2017AWはトラッドを象徴するパーツである「ボタン」が服から切り離され、ネックレスやピアスに姿を変えた。
他にも、ミニチュアサイズのパンプスがそのままぶら下がったネックレスや、香水瓶をモチーフにしたボリューミーなアクセサリーが生まれた。
2017AWは、神戸の老舗婦人帽子メーカー「マキシン(MAXIM)」とのコラボレーションハットも展開。
カンカン帽タイプと、コロンと丸いフォルムが可愛らしいクロッシェタイプの2型はいずれも上質なウールを使用しており、「Maxim」のロゴ刺繍がポイントになっている

2018年春夏テーマ『NUDISTS BEACH(ウエディングドレスと日光浴)』2017年10月16日(月)
ヘルシーで幸福感に満ちたコレクション。
カジュアルドレスや日光浴を楽しむビーチスタイルを提案。
デコルテを綺麗に見せるレッドプルオーバーや、ビーチの風景が描かれたノースリーブコートにブラウンが入っているのは、ビーチで日焼けした肌を表現。
素肌のようにマットで滑らかなニットが、海の風に吹かれえて揺れる。
繊細ないとであまれたカットソーは、ウエディングをイメージさせる白のカラー。
カジュアルなドレスと頭のターバンは、スポーツタオルで砂浜を歩いた。
繊細なウエディングとヘルシーなビーチのイメージがゴージャスに溶け合ったコレクション。

2018年秋冬テーマ『オム(HOMME)』2018年3月23日(金)東京・ヒカリエ
『Amazon Fashiin Week TOKYO 2018 A/W』5日目
女の子は、何度でも「男性の世界」に憧れる。
THEATRE PRODUCTS(シアタープロダクツ)【2014-15年秋冬コレクションでも”男性”をテーマにしている。】
男性のみを起用してメンズ要素を強めた挑発的なコレクションとなった。
インスピレーションとなったのは、ニューヨークで働く男性の姿。
男性の働く服をウィメンズのピースへ落とし込んでいく。
男性の要素しかないワードロープを『女性が纏う(まとう)ことでより女性やしさを際立たせたい』という思いがこめられている。
カラーは、マニッシュ(男性らしい)ブラウン・ベージュ・カーキ・ブラック等ンも色合い。
シンプルなデザインの中に働く男性のアクティブさを表現した。
男性の職業服・作業服をまた、かっちりとした肩を強調したデザインは、男性をほうふつとさせた。
THEATRE PRODUCTS(シアタープロダクツ)が得意である小物には、マニッシュ(男性らしい)デザインを強調するため、シンプルなデザインが取り入れられた。

THEATRE PRODUCTS(シアタープロダクツ)店舗
参考 FASHION PRESS 等